第54回 全国商工会議所女性会連合会 福島全国大会

10月7日(金)から10月9日(日)にかけて第54回 全国商工会議所女性会連合会 福島全国大会(以下、福島大会)に総勢7名(会員6名、事務局1名)で参加しました。

大会会場のある福島県郡山駅に到着後、福島商工会議所の会議室で富岡町3.11を語る会の渡辺 好さんから「復興を支える 人のつながり」として講習を受けました。福島県富岡町は津波と原発事故の両方の被害を受け、震災前に15,827人だった人口は現在では2063人と1/8に減少、現在では少しずつ行事なども復活してきつつあるようです。「人の心が戻らないうちは本物の復興ではない。」という言葉が印象的でした。

その後、懇親会場へ移動、福島県の名産品などを取り揃えた美味しい料理と日本酒でのおもてなしを受けました。山口県からは下関女性会、萩女性会の皆様も参加されておりお互いに交流を深めることが出来ました。


翌日は福島大会会場のビッグパレットふくしまへ移動。この会場は3.11の震災時には避難施設として5000人の被災者の方が収容されたそうです。

オープニングのセレモニーでは太鼓の演奏とフラダンスが行われました。

主催者挨拶では全国商工会議所女性会連合会 市瀬裕子会長が「震災の際には各地女性会からご支援いただき復興することが出来、本日の会員大会開催に至ることが出来ました。」と挨拶されました。続いて、日本商工会議所 三村明夫会頭、福島県商工会議所女性会連合会 追分富子会長、福島商工会議所連合会 渡邊博美会長がそれぞれ挨拶を行いました。続いて来賓挨拶として福島県知事 内堀雅雄様、郡山市長 品川萬里様、経済産業省東北経済産業局長 戸邉千広様がそれぞれ挨拶をされました。

第21回女性起業家大賞・エクセレント賞 授賞式では最優秀賞の株式会社千空の平井 翠様、スタートアップ部門優秀賞の小倉織物製造株式会社の築城弥央様、グロース部門優秀賞の株式会社Mentor Forの池原真佐子様が壇上にて表彰を受けられました。

全国商工会議所女性会連合会表彰授賞式では「個として光る」女性会事業表彰として最優秀賞の会津若松商工会議所女性会、優秀賞の二本松商工会議所女性会、同じく優秀賞の千葉商工会議所女性会がそれぞれ表彰を受けられました。

最後に次回(第55回)全国大会の開催地である新潟商工会議所女性会連合会の皆様によるPRが行われたのち、福島商工会議所女性会連合会から新潟商工会議所女性会連合会に女性会連合会旗の引き渡しが行われ閉会となりました。

閉会後には記念講演会として東京農業大学名誉教授の小泉武夫氏による「発酵食品は女性を美しくする」と題した講演がありました。


福島大会終了後は鶴ヶ城、飯森山を観光したのちに東山温泉に宿泊、翌日には塔のへつりと大内宿を観光したのち会津若松市内の田季野で名物のわっぱ飯をいただきました。田季野では会津若松商工会議所女性会の宮澤会長からサプライズで歓迎を受け、プレゼントをいただきました。

充実した3日間を過ごし、一同無事に厚狭まで帰宅しました。
福島県商工会議所女性会連合会の皆様、素敵な大会を開催して下さり、ありがとうございました。